
Active Directoryとトラスト・ログインを連携しシングルサインオンを実現
セキュリティ強化と情報システム部門の負荷軽減の両方を実現
キヤノン電子テクノロジー株式会社様
- 業種 ICTソリューションの開発・提供
- 規模 550人(2019年12月現在)
- 課題 パソコン・スマートフォンから社内システム...
株式会社 DATA KIT
クラウドインテグレーション事業部
原田 力頼さま
クラウド型リフォーム統合管理システム「SAKSAK」を開発・販売・サポートならび、京阪神地区の多くの企業のシステム開発を手掛ける。「自分たちが生み出している製品は、私たちにとって我が子のようなもの」として開発したSAKSAKは、現在では200社を超えて導入されるまでに成長しています。
当社は、神戸市でクラウドサービス開発ならび顧客のシステム開発を行う企業で、2017年で創立15年目となります。自社開発のクラウドサービス「リフォーム統合管理システムSAKSAK」の開発・販売・サポートと、京阪神のお客様向けのシステム開発を行っております。
その中で私は、お客様向けのシステム開発を行う事業部に所属すると同時に、当社内のID管理の取りまとめを行っています。
従業員が利用するIDパスワードは大きく分けると、「会社管理」のIDパスワードと、「個人管理」のIDパスワードの両方があります。例えば、当社のクラウドサービス「SAKSAK」の管理者IDパスワードは会社管理ですが、SkypeやEvernoteなどの従業員が日常利用するクラウドサービスは個人管理、といった具合で運用しています。
会社管理のIDパスワードは、会社設立初期のころはIDとパスワードを紙に書いて管理していました。その後、社内で共有するパスワードは共有フォルダにまとめる形で管理していました。
個人管理のIDパスワードは、個人に管理を委ねており、会社からは「このように管理しなさい」と指示することはありませんでした。ここ最近になって対策が必要と感じ、各人がEvernoteのドキュメントにまとめたり、ブラウザの「パスワードを保存する」機能を使って運用していました。
2点あります。
1点目は、パスワードの使い回しです。利用するクラウドサービスがどんどん増えるにしたがって、管理するIDパスワードも増加していきます。そうすると、ある程度決まったパスワードのパターンの使い回しが増加するようになりました。
2点目は、パスワードリセットの工数です。利用するサービスやサービスは多くありますが、全てのサービスを毎日使うわけでありません。ユーザーが久しぶりに使うサービスにログインするときにパスワードを忘れてしまい、社内のID管理を取りまとめている私の所にパスワードリセットに来ることが、月に数回ありました。
管理者からすると、「パスワードリセットに対応する工数がかかる」という点、そしてユーザーからすると「私がいるときでないとパスワードリセットが行えない」という点が問題となっていました。
こうした状況を何とかしたいと考えていた時にトラスト・ログインに出会いました。
当社の社長が「トラスト・ログインというサービスがあるので一度使ってみてはどうか」と紹介されたのが発端です。話を聞いた翌日に早速、トラスト・ログインを評価してみるよう指示がありました。
実際に使ってみたら、管理者視点で見ても、また利用するユーザー視点で見ても優れたサービスだと感じ、全社での展開を決断しました。