複数のG Suiteドメイン下で利用できるシングルサインオン製品はGMOトラスト・ログインだけです
はじめに、gumiの事業と強みについてお教えください。
(幾田さま)当社は、2007年に設立された企業で、モバイルオンラインゲームを中心に成長してきました。国内・海外で専門性の高い人材を確保しているため、全ての業務を外部に委託せずに内製できる点が強みです。
そして、世界各国に独立した開発拠点を有し、各国市場に向けた製品を地産地消できている点、そして「ファントム オブ キル」「クリスタル オブ リユニオン」などの自社IPが中心であり「ブランドを作れる」点も当社の強みと言ってよいかと思います。
東京に本社がありますが、社内を見回した時に外国人の比率が高いのも特徴です。中国語やフランス語が飛び交っているのが日常です。多様な文化背景・価値観を持つ人が集まっており、この中で製品を作るのはとても面白いです。
GMOトラスト・ログインを検討された背景についてお聞かせください。
(幾田さま)当社では、地域ごとにG Suiteドメインを分けて管理するという運用を行っています。現在、日本、アメリカ、EU、韓国、台湾、シンガポール、フィリピンの7ドメインがあり、その下に各地域のユーザーが紐づいています。当社の正社員だけでなく、派遣社員や業務委託のスタッフもG Suiteドメインに入ってもらっているため、1,000名以上をG Suite上で管理しています。
セキュリティと利便性の向上のために、G Suiteのマルチドメインを維持したまま、シングルサインオンを実現したいと思っていました。以前は、一部開発製品は独自のシングルサインオンサーバを導入したり、G SuiteとSAML連携をしたりしていましたが、大多数のクラウドサービスは個別にパスワード管理する必要がありました。
こうした多くのクラウドサービスを網羅するシングルサインオン製品を導入したい、と思ったのがGMOトラスト・ログインを検討することになったきっかけです。