「ID管理の自動化」に必要だったもう1つの仕組み
いざ、仕組み化に向けて製品を検討された際は、どのような点を重視されていましたか?

大瀧 博一さま
(大瀧さま) 「ログイン管理」の観点では、「IDaaS」製品を調査しました。情報収集の段階で、エンタープライズ価格帯の製品や、過去に自身で検証したことのある製品など、いくつか製品候補は認識していました。その中で、「UIの使いやすい製品」という印象で、GMOトラスト・ログインのことも知っていました。
加えて、「IDの管理」の観点では、各部署に存在する管理者、属人化した作業を一元化するため「ID管理ツール」との組み合わせを検討していました。既に導入していたSaaSはもちろん、今後のDX推進でアカウントの増加が見込まれる中で、各サービスのID作成・削除などの管理作業を自動化することは、効率化にも寄与する改善策と考えていました。
GMOトラスト・ログインの決め手となったポイントはどのような部分でしたか?
(大瀧さま) 大きくは3つありました。
1つは、連携アプリの豊富さです。並行して進んでいたコミュニケーションツール以外にも、今後DX推進の施策として自社で導入するサービスが増えた場合に、IDaaS側で対応していないと困ってしまいます。その点、トラスト・ログインは8,000近いアプリに対応していたので、今後の導入サービスの拡大にも影響しないかなと思いました。
2つ目は、注視していたID管理ツールの「Bundle by freee」と親和性が高いIDaaS製品であるという点でした。先行して導入を具体化させていたID管理ツールだったので、特に連携が潤沢にできそうな製品として好感でしたね。
3つ目はいうまでもなく、コストパフォーマンスです。エンタープライズ製品と比較しても、必要なセキュリティ要素は抑えていて、パスワードレス機能なども揃っていながら、断然優位でした。