導入時に課題となった他社製品では対応できないアプリにも
全てに対応
GMOトラスト・ログインを導入された経緯についてお聞かせください。
(藤井さま)はじめ、4社のIDaaS製品を比較しました。比較した結果、3社に絞り込みRFPを出しました。ちなみにGMOトラスト・ログイン以外は外資系企業の製品です。GMOトラスト・ログインの導入の決め手となったのは、「Active Directory (AD) 対応がある点」に加えて、「利用している27の全社標準アプリ全てがシングルサインオンできるよう、GMOトラスト・ログインのチームが対応してくれた」点です。
27のアプリの対応については、はじめからGMOトラスト・ログインが最多でしたが、一部未対応のアプリもありました。それは、社内利用の独自システム(複数システム)です。 こうした未対応のアプリについて、GMOトラスト・ログインの営業と開発の方々が一体となって 、パソコン、iPhone、Androidで問題なく動作するように、本当に頑張って頂きました。他社と比べて、レスポンスも対応速度も非常に早かったです。
なお導入スケジュールですが、2018年2月から本格検討並びに製品比較・トライアルを開始、2018年9月には一部の社員を対象にプレリリースして、課題の洗い出しと対応を行い、2018年12月には全社にリリースしました。
GMOトラスト・ログインの導入はどのように進めましたか。
(窪田さま)2018年9月のプレリリース後には50~60の課題が洗い出されました。その課題をGMOトラスト・ログインのチームと共有し、一つずつ取り組んで、3ヶ月ほどで課題をゼロにしてもらい、導入までにこぎつけることができました。大変感謝しています。
2018年12月の全社リリースは、全てのアプリに対して、全ての社員が利用できるようにし、一括リリースしました。また、部門長からの社員への通達並びに社内の提示版での告知などで利用率を引き上げました。
(藤井さま)当社はIT企業ということもあり、ITに対する理解が高いメンバーがほとんどです。よって、パスワードを管理者が登録して、GMOトラスト・ログインの利用を強制するのではなく、「GMOトラスト・ログインのほうが利便性が高いので、できるだけ使いましょう」と、利用を促す形にしています。結果、現在では9割の社員がGMOトラスト・ログインを利用するまでに至りました。