セキュリティ強化に加え、パスワードリセットが9割減に。
業務負荷軽減に大きく貢献
GMOトラスト・ログインの利用環境と管理、利用されているアプリについて教えてください。
(窪田さま)当社は、会社支給のWindows、Macに加えて、BYOD (個人所有端末の業務使用)でiPhone、Android端末の利用があります。このため、パソコンとスマホの両方からのGMOトラスト・ログインの利用があります。
利用ブラウザはChromeを推奨としつつ、FirefoxとInternet Explorer (IE) の利用を認めています。
(藤井さま)リリース後は、窪田と私の2名がGMOトラスト・ログインの管理者となっています。日々の運用は、私と他2名のスタッフの合計3名で運用を行っています。とはいえ、運用負荷はほとんどかかっていないのが実情です。
GMOトラスト・ログインは、入社時のアカウント登録と、退社時のアカウント削除のみ行っています。利用しているアプリは全部門共通であるため、部署移動の際のアカウント権限の変更は行っていません。
そして、GMOトラスト・ログインのAD連携機能を利用してADとGMOトラスト・ログインでユーザ情報を連携しています。このため、運用負荷は非常に低くなっています。
(窪田さま)利用している27の全社標準アプリは、基幹業務システムのMA-EYES、グループウエアのサイボウズGaroon/kintone、メールのExchange Online、名刺管理のアルテマブルー、安否確認システム、社内利用の独自システムなどです。これとは別に社員が利用したいアプリを個々人で登録しています。
GMOトラスト・ログインを利用してどのような効果がありましたか。
(藤井さま)1点目はセキュリティの強化です。GMOトラスト・ログインを導入するタイミングで、パスワードの最低文字数を8文字から12文字に変更しました。パスワードの文字数は増えるが、GMOトラスト・ログインを導入すれば問題なくなる、という合わせ技でGMOトラスト・ログインの導入が進みました。
2点目は、サービスデスク(情報システム業務)の負荷軽減です。具体的には、毎月数十件あったパスワードリセット依頼が数件と激減しました(9割減)。今では、たまにパスワードリセットの依頼が来ると、「なぜ?」と思ってしまうほどです(笑)。