1. SSO/IDaaSのGMOトラスト・ログイン
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  3. 株式会社テレビ東京さま

導入事例

セキュリティ強化のため二要素認証を導入
新型コロナ禍でのスムーズな在宅勤務移行に貢献

株式会社テレビ東京
IT推進局次長 兼 システム管理センター長

小澤 幸也 さま

株式会社テレビ東京
技術局 制作技術センター

松尾 信秀 さま

グループ全社・全ユーザー2,800人に一気に導入

GMOトラスト・ログインの第一印象をお教えください。

(松尾さま) IDaaS製品を新規に導入し、全ユーザーに利用してもらうためには、「使いやすい見た目かどうか」をまず重視しました。使いやすくなければ、導入したとしてもユーザーに使ってもらえないためです。

GMOトラスト・ログインは、アプリを利用する画面が使いやすいという第一印象を持ちました。そして、これであれば全てのユーザーに使ってもらえると直感しました。

GMOトラスト・ログインを採用された流れについて教えて下さい。

(松尾さま) 複数のID管理製品を検討した結果、上記の2点を満たしていることから、早々にGMOトラスト・ログインに絞り込みました。

テレビ東京の情報システム部門(IT推進局)ならびグループ会社のテレビ東京システムが2週間テストを行い、導入後の運用を考慮した上で問題がなかったことから、GMOトラスト・ログインの採用を決定しました。

また、採用にあたっては下記2点も検討項目としています。

  • 機能追加リクエストに柔軟に対応してもらえる点
  • コスト面(1ユーザ300円/月)

まず、機能追加リクエストについてです。外資系のIDaaS製品は、グローバルな機能リクエストに対応する必要があるため、日本の企業が機能追加リクエストを出してもまず通らないと聞いておりました。これに対して、GMOトラスト・ログインは「これらの機能がないと利用が難しいです」と当社からリクエストを出したところ、柔軟に対応を頂きました。

次に、コスト面です。外資系製品はGMOトラスト・ログインよりかなり高額で、試算すると当社の想定予算を大幅に超過していました。GMOトラスト・ログインは当社の想定予算の範囲に収まったことも、GMOトラスト・ログインを選択した理由です。

導入はどのように進められましたか。

(松尾さま) SIerや代理店は通さず、テレビ東京のIT推進局と、グループ企業のテレビ東京システムで導入を進めました。

導入に際して、アプリ連携、その他利便性の向上に関して、GMOトラスト・ログインに機能追加を多数お願いしました。スムーズにご対応を頂き、大変感謝しております。

スケジュールですが、はじめに2週間のテストを実施し、経営層の承認を経て採用が決定しました。それから約2ヶ月後の2020年2月よりグループ全社、全ユーザー2,800人に対して導入を行いました。全社レベルの報告事項としての告知に加えて、メールや社内掲示板などを利用して周知を徹底しました。

なお、導入開始後すぐに、コロナ禍による大規模な在宅勤務がはじまりました。「在宅勤務移行前に必ずGMOトラスト・ログインを設定すること」と周知したため、現在では全グループ社員がGMOトラスト・ログインを利用しています。

GMOトラスト・ログインの利用環境と管理、利用されているアプリについて教えてください。

(松尾さま) 当社は、約1,600名のグループ従業員に加え、約1,200名のスタッフがおり、合計で約2,800人がGMOトラスト・ログインの利用対象となります。利用デバイスは主に会社支給のパソコンとスマホです。

GMOトラスト・ログインで利用しているアプリはGoogle Workspaceをはじめ複数存在しますが、これらのアプリはSAMLログインを利用しています。SAML連携アプリは今後も増えていく見込みです。

GMOトラスト・ログインの日々の運用は、テレビ東京システムが行っており、管理者を複数置いています。これに加えて、ユーザーサポート部門では「ユーザーの誤操作やパスワード忘れでログインできなくなったユーザー」をサポートするため、機能を限定した管理権限を与えて、ユーザーからの問合せ対応を行っています。

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続いてのページでは、GMOトラスト・ログインを実際に導入してみての効果や感想についてお伺いします。