主要システムが連携できたのはGMOトラスト・ログインだった!
導入後、実際に社内でどのような効果を感じますか。
(青木さま) 現在トラスト・ログインの導入展開は進行しているところで、Microsoft 365以外の業務システムが5,6こあり、これらの連携は秋ごろを目途進めています。そのため、ポジティブな全体効果を得られるのは、対象アプリを全てトラスト・ログインに乗せられてからかとは思いますが、現在各個人に任せているパスワード管理も、会社としてオフィシャルな認証システムであるトラスト・ログインに統合されればパスワードを意識する必要がなくなるという点で、利便性や業務効率化の効果を感じられると見込んでいます。
今後の展望やGMOトラスト・ログインに希望することなどがございましたらお聞かせください。
(青木さま)1つはDX推進の観点で、具体的には社内で使ってるようなSaaS系システムをまとめたいという点です。やはり個人の自己判断で契約している「シャドーIT」にあたるアプリ利用が多いため、会社として提供してる公式のものに統一したいと考えています。会社契約ではないシステムでも、従業員が何を使っているかを管理、把握する必要があり、そこから統計を得て会社契約に切り替えることにも活用できると思っています。
2つ目は、一括処理機能の拡充と、メールアドレス以外のID文字列への対応※を期待しています。
弊社の環境と従業員規模での理由により、メールシステムもトラスト・ログインでのログインが必要となるため、トラスト・ログインのIDとなるメールアドレスは、別の文字列を組み合わせてメールアドレス形式にしています。現状、トラスト・ログインではIDがメールアドレス形式である必要があるため、この運用を取っているのですが、このIDがなかなか定着せず、問い合わせになることがあります。
関連して、現在のID運用方法により、新たにメンバー登録をする際にはCSVで行う必要がある、管理者工数面で改善したらいいなと思います。通常は受信できるメールアドレスをIDとすれば課題とならない場合もありますが、同様にメールアドレスをIDに利用したくない企業にも役立つと思います。
※2023年内リリース予定