日によりパソコンを利用する作業者が入れ替わるシーンの解決策は「証明書」だった
GMOトラスト・ログインを検討された背景についてお聞かせください。
(田中さま) 先行して構築していた他サービスがあったのですが、自社の業務において、サービス仕様に想定外の課題があることが判明し、急遽、課題を解決できる別のサービスの市場調査を実施しました。そこで、GMOトラスト・ログインに辿り着きました。
どのような仕組みが必要だったのでしょうか。
(田中さま) 弊社は、建設工事・設備工事の全般に関わるため、電気工事、空調管工事、ネットワーク工事など、様々な作業者を多数抱えています。作業内容によって人が日々変わります。 現場の作業者が変わるごとに、個人一人ひとりにパソコンを割り当てることは、効率的ではありません。日々変わる作業者のパソコンは、共有で利用する業務形態となります。このため、現場に配置するパソコンについて、複数人で共有利用できるセキュアでクラウドサービス等を効率よく利用できる環境づくりが必要でした。先行して構築していたサービスでは、この環境の実現に向けて、「デバイス証明書」の利用を計画していたのですが、この「デバイス証明書」の仕様が当社の業務形態に適していないことが判明しました。 先行して構築したサービスの「デバイス証明書」は、1つのデバイス情報に対して1ユーザー情報のみ紐づく仕様だったため、複数人で共有利用するパソコンの場合、日々変更となる作業員の状況に合わせて証明書の登録・変更作業を行う必要がありました。この作業を全ての現場事務所に対して日々実施することは、管理者側に膨大な作業負荷が発生することになります。