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導入事例

ユーザーも管理者も面倒なパスワード管理、
ユーザー目線で選んだのはGMOトラスト・ログイン

SBI日本少額短期保険株式会社
情報システム部

細川 さま

  • 業種 少額短期保険業
  • 課題 ユーザーも管理者も「IDパスワードが覚えきれない!」
  • 規模 100ID

2006年4月の保険業法改正により誕生した少額短期保険の開発・販売会社です。「保険をもっと身近に」「保険をもっと手軽に」「保険をもっと便利に」という企業理念のもと、賃貸住居やテナント向けの火災保険、バイクや自転車を盗難や事故から守る車両保険を中心に独自性とカスタマイズ性の高い保険商品を幅広く提供し、お客様のニーズをとらえ続けています。

  • POINT 01 「IDパスワードがもう覚えられない!」ユーザーが感じていた手間と、管理者が運用するAWSの複数アカウント管理の手間
  • POINT 02 クラウド、SaaS、社内Webシステム、一元管理に必要な複数の認証方法
  • POINT 03 迫るデバイス入れ替えのタイムリミット、目指すはユーザーが使いやすい環境整備

はじめに、SBI日本少額短期保険株式会社様について教えてください。

(細川さま)弊社はいわゆる生命保険や損害保険などの大きな金額のものではなく、保険期間が2年以内と短期かつ保険金も1000万円以下という制限の中で、小さい保障でユニークな保険の商品を開発・販売する少額短期保険業を行っている会社です。 SBIホールディングスの5つの事業ドメインのうち、金融サービス事業の保険分野を担うインシュアランスグループと、そのうち少額短期保険を担う少短保険ホールディングスがあり、少額短期保険会社6社が所属しています。弊社は6社のうちの1社として主に賃貸向け火災保険や、バイク・自転車の車両保険を開発し、提供しています。

情報システム部門にご所属の細川さまの経歴や現在のミッションを教えてください。

(細川さま) 元々私は情報システムの職種ではなく、化学系のメーカーで設計や研究、マーケティングなど工学系のエンジニアを担っており、いわゆるシステムの「ユーザー側」でした。今の会社には金融・保険関連でありながらクラウドを活用したIT化に力を入れている点に興味を持ち入社しました。現在はエンジニアとしての技術視点とユーザー視点を両立しながら、社内だけではなくお客様向けのシステム構築や環境整備に努めています。

SBIインシュアランスグループや少短保険ホールディングスは所属会社独自の施策を推進しながら、一方でIT関連業務の一元化や技術資産の共用を通して効率化に取り組んでいます。私自身も少短保険ホールディングスを兼務し、自社の顧客価値創出や業務改善に取り組みながら、広くグループ全体に貢献していく使命を持っています。

「IDパスワードがもう覚えられない!」
ユーザーが感じていた手間と、
管理者が運用するAWSの複数アカウント管理の手間

ありがとうございます。ここからは導入に関連してのご質問です。
どんなことがきっかけ・課題と感じてIDaaSのご導入を検討されたのでしょうか?

(細川さま) 一番のきっかけは自分自身が複数のIDパスワードの使い分けの手間を感じたことでした。
弊社では社内システムの構築にAWSを採用しています。管理者間で現行AWSのマルチアカウント運用は「アカウントごとのIDパスワードの打ち込みが面倒くさいよね」という共通認識があり、シングルサインオンサービスを探しましょうというきっかけになりました。

また、情報システム部以外の従業員も、平均して20個ほどのWebシステムやアプリケーションを業務で使っています。そのため、「覚えきれないですよ」という声は方々から挙がっていましたし、管理者側としてパスワード管理に対するセキュリティ意識の個人差も課題と感じていました。そもそも責任の分離という意味でも、一括で管理したり認証も連携する方が安全で楽なんじゃないか、という意見もありました。

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続いてのページでは、IDaaS検討で求めていた要件や比較時の決め手、活用状況についてお伺いします。