1. SSO/IDaaSのGMOトラスト・ログイン
  2. 導入事例
  3. 株式会社ソラシドエアさま

導入事例

限られたリソースでも、速やかに全社展開。
情シス主導で実現したSSOとID管理の最適化

株式会社ソラシドエア
業務改革室 副室長

I さま

株式会社ソラシドエア
業務改革室 副室長

O さま

株式会社ソラシドエア
業務改革室

K さま

新しいアクセスの形・シングルサインオンに
社員もスムーズに順応。
問い合わせは90%減、定着と運用効率の
両面で効果を実感

社内展開はどのように進めていったのでしょうか。

(Oさま) もともと、Google Workspace やトラスト・ログインを導入する前から、社内ポータルは存在していました。SSO(シングルサインオン)という形ではありませんでしたが、ポータル内に各システムへのリンクを設けて、そこからアクセスするような運用をしていたんです。いわゆる社内専用のポータルサイトで、スケジュールや伝言、お知らせ欄などの機能があり、画面上部のタブから各業務システムへ飛べるようになっていました。
ただ、トラスト・ログインの導入によって、そうした従来のアクセスの仕組みが大きく変わったため、ユーザーにとってはかなり印象がガラッと変わったのではないかと思います。
そのため、導入当初はユーザーに対して丁寧な説明を行うことが必要でした。特に大きな混乱があったというわけではありませんが、従来の「ポータルから各システムにアクセスする」スタイルから、「トラスト・ログイン経由で認証・アクセスする」という新しい運用に変わったことについては、きちんと説明して理解を得るように努めました。

全社員が迷わずアクセスできるように、ブックマークを活用して全員のブラウザにトラスト・ログインへの導線を設定しました。「ここからアクセスしてください」という運用ルールをしっかりと周知したことで、スムーズに利用を開始してもらうことができたと思います。そのおかげもあり、大きな混乱なく移行できたという印象があります。

また、システム開発の段階で情報セキュリティ委員会の立場として確認を行い、「社外秘情報を含むため、私物端末からのアクセスは避けるべき」といった判断がなされるケースでは、セキュアなアクセスを実現するためにトラスト・ログインへの連携を選択します。

いわゆる「社内システム」とされるものについては、基本的にすべてトラスト・ログインに統合し、一元的なアクセス管理を行う方針をとっています。

社員の皆様からは何かお声はありましたか?

(Oさま) 正直なところ、IT部門って、あまり「良い声」って届かないんですよね。何かあっても「できて当たり前」と思われる部分が大きいので、わざわざ褒められることってなかなかないんです。
「頼りがないのは良い知らせ」ではありませんが、むしろトラブルや混乱がなければ、それが一番の成果なのかなと思っています。
実際、以前使っていた社内ポータルがなくなることに対して、「大丈夫かな?」と多少の不安はありました。ですが、導入後の問い合わせも思っていたよりは少なく、ユーザー側でも大きな混乱なくスムーズに移行できたという印象があります。

(Kさま) 私はトラスト・ログインの導入には直接関わっていなかったのですが、実際に使ってみた感触として、マイページの画面が非常に見やすく、ユーザーにとってわかりやすいUIになっていると感じました。特に、新入社員のように社内システムの利用に慣れていない方にとっても、直感的に使いやすいのではないかと思います。

管理者の立場で、業務の効率化を実現できたところはありますか?

(Kさま) 現在、Active Directory(AD)とトラスト・ログイン、そしてGoogle Workspaceはすでに連携されているため、AD上でアカウントを作成するだけで、トラスト・ログインとGoogleのアカウントも自動的に生成されるようになっています。そのため、アカウント作成にかかる手間が大幅に削減されており、非常に効率的な運用ができていると感じています。

(Oさま) もともと、Googleやトラスト・ログインを導入する以前は、オンプレミス環境が中心で、フルスクラッチのシステムが多かったこともあり、Active Directory(AD)を活用したシステム連携はあまり行っていませんでした。
しかし、今回Googleやトラスト・ログインの導入を機に、ADとの連携を本格的に進めました。Slackなどの他のクラウドサービスとも連携を行い、ユーザーアカウントの作成や削除といった作業が自動化され、管理の手間が大幅に減っています。結果として、運用の効率化が着実に進んでいると感じています。

(Kさま) トラスト・ログインのインターフェースは非常に使いやすいと感じています。ユーザーにとって直感的で分かりやすく、日常的な利用においてストレスを感じることがほとんどありません。
また、公式のマニュアルが非常に充実している点も大きな魅力です。何か分からないことがあっても、Googleで検索すれば該当するトラスト・ログインのサポートページがすぐにヒットし、内容も丁寧に解説されているため、社内でわざわざマニュアルを一から作成する必要がほとんどありませんでした。
「このページを見ておいてください」と案内するだけで済む場面も多く、そういった意味でも非常に助かっています。
トラスト・ログインに関しては、ユーザーからの質問や説明が必要になる場面はほとんどありません。問い合わせ数も以前と比較して90%近く減ったのではないでしょうか。
やはり、インターフェースが見やすく直感的であることが、そうしたスムーズな利用につながっているのではないかと感じています。

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続いてのページでは、今後の展開についてお伺いします。