トラスト・ログインで広がる可能性、
次の一手はパスキー認証(FIDO2.0)とグループでの全体活用
トラスト・ログイン活用の今後の展開などお聞かせください。
(Iさま) パスキー認証(FIDO2.0)については、GMOグローバルサイン社のTrustLogin運用サポートとの定期ミーティングにてご提案いただいたことをきっかけに、現在トライアルを進めているところです。まずは業務改革室内で担当者同士、2~3名のメンバーで試している段階ですが、実際に使ってみた感触としては非常に良く、すでに「業務改革室全体でも導入してみよう」という話になっています。
使い始めたメンバーからは、「セキュリティが強化されるのもそうだが、利便性が上がった」「ログインが簡単になった」といった声が多く上がっており、従業員の手間が減るという点でも好評です。私たちとしても、今後パスワードの入力機会が減っていくことで、セキュリティと利便性の両立が期待できると感じており、今後さらに活用を広げていきたいと考えています。
弊社内に目を向けても、トラスト・ログインに未登録の部門が保有している独自システムなど、我々の側でまだ把握しきれていない部分があると認識しています。そうした部門特有の課題についても、今後共有が進めば、トラスト・ログインを活用することで運用の効率化が図れる可能性があると考えており、まずはそこから取り組んでいきたいと思っています。
また、冒頭でも触れたとおり、エア・ドゥとの協業に関しても今後本格的に進めていきたいと考えています。将来的には、両社のシステム環境の共通化や統一といった観点からも、トラスト・ログインのような認証基盤を活用することで、「どちらの会社のメンバーも同じ環境で業務システムにアクセスできる」といった柔軟な仕組みづくりができれば、システム利用のハードルが大きく下がるのではないかと期待しています。そういった観点でも、今後さらに検討を進めていきたいと考えています。