1. SSO/IDaaSのGMOトラスト・ログイン
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導入事例

旧来のSSO製品から乗り換え、グループ会社含む1,000名以上に最適な
認証基盤としてGMOトラスト・ログインを導入

株式会社サンケイビルさま
管理本部 情報システム部

  • 業種 ビル事業、住宅事業、ホテルリゾート事業、シニア事業、その他関連事業
  • 課題 利用するクラウドサービスの増加を見込んで、IDとパスワードを統一したい
    Microsoft 365の旧SSOからの着実なリプレイスの実現
  • 規模 1,200ID

フジ・メディア・ホールディングスで都市開発・観光を手掛ける会社として、設立以来70年以上にわたり、多様化するニーズに即した商品を開発・提供する株式会社サンケイビル。
時代に合った新しいビルやオフィス、各種不動産のあるべき姿を追求し続けている。

  • POINT 01 クラウドサービスの増加を見込み、すべてのIDとパスワードを一元化するためSSO製品の乗り換えを決定
  • POINT 02 ユーザーが戸惑わずに使うことができ、既存のオンプレウェブシステムも簡単にSSO可能に
  • POINT 03 SSOの連携対象システム数が大幅に増え、システム管理・運用の一元化とユーザーの利便性向上を実現

クラウドサービスの増加を見込み、すべてのIDとパスワードを一元化するためSSO製品の乗り換えを決定

はじめに、株式会社サンケイビルの事業・強みについて教えてください。

当社は1951年に株式会社産業会館ビルとして設立し、1961年に商号を現在の株式会社サンケイビルに変更しています。2012年にはTOBによってフジ・メディア・ホールディングスの一員となり、設立から70年目を迎えた2021年には、最先端技術と環境への配慮の融合を図った新しい時代のオフィスビル「本町サンケイビル」を竣工しました。テーマは「非接触」と「換気」で、感染症対策への取り組みとして、時代に合った働き方ができるビルとなっています。これからも、多様化するニーズにお応えできる商品開発に取り組み、人、街、社会を幸せにする都市開発を目指してまいります。

GMOトラスト・ログインを検討された背景についてお聞かせください。

統合ID認証に関する情報を調べている中で、GMOグローバルサインが主催するセミナーに参加したことがきっかけです。旧来利用していたSSO(シングルサインオン)サービスでは、社員番号とパスワードを使って、グループウェアであるMicrosoft 365のみに限定して利用していました。

一方で、社内システムなどのSSO対象外システムでは個別にログインする必要があり、利便性も損なわれていました。

当時は約20個のシステムを利用しておりましたが、ちょうどオンプレ中心からクラウドサービスを中心とした利用に移行するタイミングでしたので、今後のクラウドサービスの利用数増加を見込んで、IDとパスワードを一元化し、SSO連携対象システムを増やしたいと考えました。

IDとパスワードが一元化されていなかったことで、どのような問題が起こっていましたか。

情報システム部に届くパスワードリセット依頼への対応です。体感ではほぼ毎週のように依頼が来ていたと思います。社内で利用するシステムが多いと、利用する頻度が少ないものについては、多くの社員がパスワードを忘れがちです。当時は、情報システム部の中でパスワードリセット依頼に対応ができる者が数名しかいない状況でしたので、依頼が来てもすぐに着手できないこともありました。

一方で、例えば会計周りのシステムは緊急を要するため、こちらが何か違う仕事をしていても、一旦仕事の手を止めて、パスワードリセット対応の優先度を上げざるを得ませんでした。このように、依頼元の緊急度に応じて、情報システム部の業務の優先度も変えなければならない事態は、極力避けたいと思っていました。

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続いてのページでは、GMOトラスト・ログイン導入の決め手、導入時に良かったと感じたことについてお伺いします。