SSOの連携対象システム数が大幅に増え、
システム管理・運用の一元化とユーザーの利便性向上を実現
GMOトラスト・ログインを利用してどのような効果がありましたか。
GMOトラスト・ログインはSAML認証以外にも対応しているため、既存システムの改修無しでSSO対応が可能になりました。これによりSSOの連携対象システム数は50個以上と以前より大幅に増えました。
また、システム管理・運用面における問題や、ユーザーの利便性向上にも効果を発揮しています。
1つ目は、GMOトラスト・ログインを中心としてユーザー管理とシステム利用における連携を見直した点です。特にユーザー業務が中心となるMicrosoft 365とGMOトラスト・ログイン間において、ユーザー登録の同期を実施したことで、ユーザーの多くが利用するシステム間での不整合や不一致が解消されました。
2つ目は、GMOトラスト・ログイン内でのグループ管理の改善です。GMOトラスト・ログインは、当社だけではなくグループ各社も利用するため、各社ごとにライセンス割り当て(課金)やアプリ管理が必要となります。これらの管理をアカウントに適用することで、各社の割り当てや適用状況の把握が容易になりました。加えて、会社支給のスマートフォンでもSSOの利用がしやすくなりました。
今後、スマートフォンでもタイムリーに情報確認ができるようになり、さらに利便性が向上していくと考えています。運用開始から約半年で、これだけの効果と改善を図ることができたことを嬉しく思っています。
これから先、当社はもちろんグループ会社でも利用するクラウドサービスは増加する傾向にあります。認証方法の豊富なGMOトラスト・ログインであれば、その分、連携できるクラウドサービスも多くなりますので、クラウドサービスの利用数が増えるほど、さらに大きな効果を発揮してくれると期待しています。